「コーラス」2006年2月号

今月号の漫画雑誌「コーラス」2006年2月号を私は買いました。
ハチミツとクローバー」が遂に本誌で連載開始。
とりあえず今日はそこだけ私は読みました。
勉強の後の漫画読みはなんか嬉しい。



・間山君はスペインでウハウハ。
・森田ブラザーズの復讐譚が遂に描かれる。
・はぐみさんにアクシデント。




アメリカの会社での経営成績の報告の描写で、
「後期の売上げですが
 前年を各部署とも12〜15%伸ばしています」
というセリフは、「前年より」
というべきなんじゃないかなーと私は思いました。
まあそんな事は些細な揚げ足取りなので
別に良いんですけど……。



しかしあまりにもコテコテな感じの不幸ドラマで、
私はちょっと引いてしまいました。
うーん、でも森田くんとはぐみさんは、
漫画の中で別格の天才として描かれるので、
この位のリアリティーのレベルがむしろ丁度良いのかな?



でも森田くんは兄にひきづられてるだけみたいで、
もっと積極的に復讐に加担した方が、
業の深さが描けるんではないかと私は思いました。
このままでは最後までピュアな現実離れした
仙人のようなキャラで終ってしまいそう。



あと、はぐみさんはただの天才ではなくて、
賞を取るために自分の作風を迎合させるようになってしまった、
という弱い部分も以前描かれていましたが、
あの展開はその後どうなったんだろう?
雑誌の方では私は読んでいなかったので、私の知らない
エピソードがちゃんとあったかもしれませんが、解決したんだっけ?
今回の事件により、大人になるとか内面の成長とかのテーマが、
外部要因による被害を克服する話に替わってしまいそうで
勝手ながら私は心配です。