続々:簿記の勉強

今日はちょっとは勉強しようと思って、
こちらの簿記の入門書を、
「パート5」まであるうちの
「パート2」まで勉強しました。
といっても、まだ損益計算書貸借対照表の代表的な
勘定科目をノートにメモしただけですが……。



はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!



私の頭は、慣れない専門用語に出会うと、
いったんフリーズしてしまうので、
本の記述に意識を戻すのが一苦労です。
気が付いたらこの本のイラストのキャラクターである
「ねずみ先生」の眉毛を太くしたり落書きしてるうちに
30分過ぎてたりします。
確実に頭悪くなってるな、俺……。



私はまだ簿記のシステムを
「これぞ人類の理性が生み出した最高の発明の一つ!」
と感銘を受けるところまでは
ぜんぜん進んでませんが、
多少「よく出来てるなー」と感じたところはあります。



例えば、負債の勘定科目の「買掛金(かいかけきん)」と
「未払金(みばらいきん)」を区別して集計してることとか。
「買掛金」は本業で売る為の商品をツケで購入した場合の勘定で、
「未払金」は商品以外のもの(応接室のソファーとか)を
買って、まだ代金を支払ってない時の勘定です。



負債という大きな枠組みでは合算しつつ、
それが本業の商品を仕入れた際のツケなのか、
本来の営業以外で発生したツケなのか、
しっかり区別してるところが良いです。
なるべく実質的な企業の能力を測ろうという、
厳しくも合理的な意思が貫かれていて、
私は感心しました。



まあ、どこの企業でもちょろまかしというか、
実態よりもよく見せかけるような
小細工はしていると私は思いますが……。



ところで、この本の70ページに、
ちょっとこれミスじゃないかな、と思うところが
ありました。



そこでは「費用」のグループの代表的な勘定科目として、
仕入」とか「給料」などが解説されているのですが、
「受取家賃(うけとりやちん)」というのも
入ってるんです。



「支払家賃(しはらいやちん)」が費用なのは分かるけど、
なんでその対である「受取家賃」までが「費用」のグループに
入るんだろう。
入るとしたら「収益」グループじゃないかしらん。
明日気が向いたら出版社に手紙でも出してみるかなー。



あと、今日の日経新聞に、企業会計基準委員会により、
新しい会計基準の発表が発表されるとの記事がありました。
(17ページ、「投資・財務2」面)
連結貸借対照表の「資本」を廃止し、「純資産」を新設するとの事。
新基準の「純資産」では、いままでの「資本(=株主資本)」には
含めていなかった「少数株主持ち分」や「新株予約権」などが
追加で計上され、額が膨らむらしいです。
まあ私の勉強は簿記の基礎の基礎のレベルなせいか、
いまいち実感が湧かないです。



で、次の「パート3」からは、いよいよ仕分けの実践編に入ります。
「理屈じゃない、とにかく覚えよう!」と
見出しが書いてあったり、ねずみ先生もノリノリで、
机を足でダンダン踏みつけながら「いいから覚えてっ!」と
一喝するなど、体育会系のノリで本領発揮です。
私はねずみ先生の机を足を踏み鳴らす雄姿を見て、
地面を踏みつけて地震を止める範馬勇次郎(@「グラップラー刃牙」)
を思い浮かべました。
さすがに、ねずみ先生の背面に鬼の顔は
浮かび上がっていませんでしたが……。
私も気合を入れなくては潰されてしまいそうです。



いやーでも一時は「刃牙」終了かと思ったら、
ついに史上最大の親子喧嘩が始まったようで、
私は楽しみです。