殿下のrave、2000

Artist: Rave Un2 the Year 2000 [VHS]

Artist: Rave Un2 the Year 2000 [VHS]



ラリー・グラハムさんが、初めから終りまで弾きつつ踊りまくり
(もちろんチョッパーベース有り)、
ほとんど殿下とのコンビのように活躍しています。
この時点で53歳ですけど。
プリンスさんもこの時点で41歳か。



…と思ったら、ついには「スライ・&ザ・ファミリー・ストーン」の
元メンバーまで登場するじゃありませんか!
プリンスさんがいかにファンクの先達を敬愛しているかが伝わってきます。



参考↓
http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/sly-stone.htm



私は中学生位の頃はプリンスの良さが分からず、
マイケル・ジャクソン派でしたが、
今ではすっかり殿下ファンです。



マイケル・ジャクソンさんの曲って、
完璧だなとも思うんですけど、
どこか他人事っぽい印象を私は受けます。



プリンスさんの場合は、こいつスケベだな、
という変な親近感があるというか(笑)。
プリンスさんの歌って、歌詞の中で
暗にブッシュ大統領を批判したりとか、
過去のミュージシャンの名前を歌詞に織り込んだりとか、
何か音楽だけで独立していない感じが私にはあります。



この2人の比較って、宇多田ヒカルさんと
浜崎あゆみさんとの違いに似てる気がすんですけど、
そう感じるのは私だけかな。



どこらへんが似てるかというと困るんですけど、
宇多田ヒカルさんの歌詞って
「キーが高すぎるなら下げてもいい」とか
「最近知りあいに子供が生まれた」とか、
何か突然現実に引き戻されるような言葉が介入してきて、
歌の中での完結した世界を自分で壊すような
印象が私にはあります。



このプリンスさんのライブDVDを見ていて
そんな事を私は思いました。