秋葉原デビュー

秋葉原



自分でも意外ですが、本当に秋葉原に行って
パソコンを自作する為のパーツを買ってきて仕舞しまいました。
と言っても、パソコンの計算処理をする頭脳に当るCPUと、
それを乗っけるマザーボードという板だけで、未だ何も出来ませんが……。



予算通りに行けば、次のページのソニーVAIOの最新モデルから
いくつか機能を外した位の性能を、
約半分の値段で手に入れられる事に成る……はずですが……。
ホントですかい?



Sony VAIO type R VGC-RC50L7
http://www.jp.sonystyle.com/Product/Vaio/R/rc50l7.html




コンピューターの事は分かんない事ばっかりで、
もうちょっと勉強してからの方が良いなとも思ったんですが、
ままだと永遠に始められない自分の性格には嫌気がさしているので、
思い切って買っちゃいました。
もう後には退けんなー。



でも、買う時店の人に「この『ペンティアムD』っていうCPUは
すごく熱く成るって聞きましたけど、やっぱうなんですか?」
と私がいたら、「ええ……、空気の通りを良くして
がんがん冷やせば問題無いですけど、うじゃないと
結構熱くなりますね……」と、店員さんに苦笑されて、
不安に成りました。
「初めてパソコンを自作する人には向かないですかねえ?」とは
とてもけませんでした……。



CPUとかメモリぐらいなら、会社でExcelとかAccessのソフトで、
ガバイト単位のデータを扱うので、「CPUが早い/遅い」とか、
「メモリが足りる/足りない」といった話をたまにします。
でも、CPUの温度が上がり過ぎて危険とか、
パソコンのケース内の空調の流れの設計とか、其処等辺そこらへんは、
私には全く未知の領域です。




「何ってんだ俺……金と時間の無駄じゃないか?」と、
帰りに私は未だちょっとブルーでしたが、以前読んだ
『「クビ!」論』と言う本を思い出して、自分を納得させました。



「クビ!」論。

「クビ!」論。



の本の本筋は外資系企業で
著者が従業員をどんどん解雇していった体験談がつづられています。
の本筋とは別に、
著者の経験上の仕事上のワンポイント・アドバイスで、
「最先端のテクノロジーには、つべこべ言わず、
とりあえず乗っておいた方が良い」
という様な事が書かれてあったんです。
なので、デュアル・コア設計のインテル社製「ペンティアムD」という、
どうやら現時点では一番最先端らしいのを買ってみたのです。



あと、全てにおいて完璧にろうとする人は、仕事が遅くなる、
外資系企業では、60%の完成度でどんどん量をこなしていく、
してミスが有れば又ぐ直していけば良い、という仕事術が
紹介されていました。
細かい事にこだわりがちで、の事に自己満足する癖の有る私は、
の本に結構ショックを受けました。



ブックオフに売っちゃったので、引用ではなくて私の解釈に成りますが、
例としてカジュアル服の店舗の陳列棚整理が挙げられていたと思います。
御客様が手にとって見た後、ぐちゃぐちゃになったままで陳列棚に戻すのを、
全て綺麗にたたみ直していたら切りが有りません。
60%位の完璧さでたたんでいかないと、後から後から発生する
次の作業に対応できなく成って仕舞しまいます。



の本に出てくる私の好きな言葉は、正確な引用では有りませんが、
「80%の完成度でも遅すぎる、60%の完成度で次に進むべきだ」
という言葉です。



とかいって私は60%すらもコンピュータを理解してませんが、
の言葉を支えに、見切り発車で芋蔓いもづる式に
ちょこっとずつ進めようと思います。




後、先日オープンしたヨドバシカメラ社の
マルチメディアAKIBA館にも行ってみました。
でかくて余裕で構えてるのかという先入観を私は持っていましたが、
大勢の店員が、かなり大声で呼びかけ続けていて
全力投球してたので驚きました。
幾ら巨大な集客能力が有ると言っても、競争が激しい場所では
気を抜けないんだなー、と感心しましたが、今思うと、
パチンコ屋みたいに音に因って感覚を麻痺させる目的の方が
重要なのかも知れませんね。