続:簿記の勉強


今日も少しだけ、私はこの本で簿記の勉強を進めました。




はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!



ようやく40ページ目の「資産」の勘定項目の説明の
ところまできました。
まだ、というべきか……。



今のところの私が気になってるところ:



(1)小切手はなんで「現金」の勘定科目に分類されるんだろう。
   手形は「受取手形」とかの勘定項目が独立してあるのに。
   しかし「手形」というと昔のファミコンの「がんばれゴエモン
   からくり道中記」に出てくる「通行手形」を私は思い出すなー。



(2)複式簿記の「複式」というのは、
  「貸借対照表損益計算書がリンクしてる」ことに由来するのか、
  それとも
  「貸方(かしかた)」と「借方(かりかた)」の両方に記入する
  (=仕分けする)ことに由来するのか、それとも両方なのか?



(3)マンキュー先生のマクロ経済学の教科書では、企業の在庫の増加は
  企業の持ち主がその商品を将来のために買い取ったとみなすので、
  在庫の増加の分だけはGDPを増加する、とありました。
  (次の教科書の27ページ目)



マンキュー マクロ経済学 第2版〈1〉入門篇

マンキュー マクロ経済学 第2版〈1〉入門篇



  企業の在庫増加分として、国民経済計算体系(SNA)上でGDP
  参入されるのは、簿記で言うところの資産の中の
  「繰越商品(くりこししょうひん)」の勘定項目なんだろうか?




とかそんな感じで、1ページ読むごとに2個ずつぐらいのペースで
疑問に思うことが出てくるので、めんどいです。
まあ明日になれば疑問も忘れてるだろうけど。
なので一応メモまでに書いておきます。





あと、タイムリーなことに今日、TBSが楽天
財務などを訊きに実務者レベルの話し合いがあった、
という新聞記事があったので、
よーし俺も一つ楽天さんの財務を見てみようと
私は思いました。



楽天のサイトで「投資家向け情報」のページを見たら、
2005年第3四半期(7〜9月期)の決算情報がありました。
あれだけ手広くやっていて、四半期ごとに決算書をよく作れるよなー。
まあ上場企業の義務なのかな。



楽天株式会社 2005年第3四半期 決算説明会資料 
http://www.rakuten.co.jp/info/ir/meeting/pdf/2005_11_09.pdf



しかし、やはり簿記の入門書を5分の1読んだくらいでは、
私にはまだまだ楽天の経営成績がどうとかはよく分かりませんでした。
(財務分析というのは、貸借対照表の方がメインなのかもしれませんが)



まあ強いて言えば、20ページ目の表を見たら、
「トラベル事業」の経常利益率が52.3%と、
(私の基準では)非常に高いことが以外だったぐらいです。



確か、国内や海外などの宿泊施設との契約料を、
楽天が一方的に値上げして、宿泊施設などが不満を出した
件が今年(去年かも……)有ったと思います。
それで、ライブドアがめちゃ安のキャンペーンをやって、
一気に契約施設を奪おうとしてました。
それで、確か楽天もまた契約料を戻してなかったけ?



もう私の記憶など怪しいものですが、私としては、
「契約料をめぐって、あんなドタバタがあったのに、
 まだ旅行関係の経常利益率が50%以上あんの!?」と
驚いたのでした。




まあしかし、せっかく楽天さんが四半期ごとに
決算を発表しているのに、今の私では読み取る能力が無いために、
ただの数字の羅列なのがもったいないなー。



いずれ私も、ばりばり経営分析できるようになりたいものです。
また、これからTBSの財務担当がどんなコメントを発表するのか楽しみです。
まあ、けちょんけちょんに言うんでしょうけど、
私としては「なるほど、そこを突くのか!」と
プロのテクニックを勉強させていただきたいところです。





ところで、関係無いけど同じく今日の新聞に、
インフレーション測定の基準の件で政官と日銀の間で
やりあってるという記事がありました。



消費者物価指数(CPI)だけではなく、
GDPデフレーター(= 名目国内総生産 ÷ 実質国内総生産)も使え、
など内閣府財務省日本銀行に対して要求しています。
どうなんだろうな、と私は注視しているのですが、
BBCのサイトを見たら、たまたま
こんなニュースがトップに出ていました。



(以下、下ネタですので、お取り扱いには十分ご注意ください。)




http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/4466506.stm


Condoms used to measure inflation


Condoms and the anti-impotency drug Viagra might be joining the shopping basket of items used by the Cypriot government to measure inflation.


(以下略)


地中海の国、キプロスでは、コンドームとかバイアグラ
インフレーションの測定(で計算する時の商品の組み合わせとして)
取り入れる予定らしいです。
キプロスギリシャ神話における愛と美の女神、
アフロディーテ(Aphrodite)が生まれたとされる地」であるとのこと……。



まあそれぞれの経済によって、物価の指標となる商品たちの比重が異なる
(のか、キプロスでは男がちゃんとゴムをつけるマナーが浸透しているのか)
ことは自明課も知れませんが、特に、画像の解説には、
あまりのしょうもなさに私は思わず笑ってしまいました。



イギリスのBBCって、日本にある企業で行ったらNHKに当たる
国営の放送の企業だと私は思いますが、けっこう大胆ですね。



「Condoms are not your typical inflationary measure」
(コンドームは、貴方だけに特有な通貨膨張の測定器なのではありません)




……どう見ても下ネタです。本当にありがとうございました。