「コーラス」の傾向と対策
しかしそれにしても、今月号の「コーラス」買って良かったです。
分厚いので、読むのに時間が掛かるなーと思って、
今まで私はくらもちふさこ大先生が載った時にそこだけ
立ち読みしてたのですが、もっと早く買ってれば良かったと
後悔しています。
石井まゆみ先生の「キャリア こぎつね きんのもり」も
「YOUNG YOU」誌から移ってきた作品のようですが、
普通のドラマのシーンと心理描写のシーンが
一枚のページの中で巧みに融合してたりなど、
まさにこれぞ、という感じです。
何が「これ」なのかよく分かりませんが。
キャリア こぎつね きんのもり 3 (クイーンズコミックス)
- 作者: 石井まゆみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/11/18
- メディア: コミック
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私にとって印象的だったのは、この作品を初め、
吉住渉(よしずみ わたる)先生の「ハピネス」や
もんでんあきこ先生の「アイスエイジ」など、
父親のいない子供とその母親(か母親代理)というのが
描かれてるのがいくつかあったな、ということです。
あと、板羽皆(いたば みな)先生の「サムライカアサン」や
松田奈緒子(まつだ なおこ)先生の「悪いのは誰」、
聖千秋(ひじり ちあき)先生の「正義の味方」は、
私は今回初めて読んだので、たまたまかも知れませんが、
家族のシーンでも父親が出てきませんでした。
「コーラス」誌では、女性にとって結婚がゴールなのか、
そうじゃないのか、揺れてるのでしょうか?
それともそんな失望はとっくに通過してるのでしょうか?
まあ当然作家によってそれぞれでしょうが、
そんなところにも私は注目していきたいですね。
そんな男の読者は嫌がられるかもしれないが……。
【勉強になったポイント】
●もんでんあきこ先生「アイスエイジ」より、
夜泣きし出だした幼児をあやしているうちに、
いっしょに眠り込んでしまった男を見て、
ヒロインがキューンとなるシーン。
これを参考にして応用する機会は……あるのだろうか。
上司の家に遊びに行った時とか?
私は止めときます。
●伊藤理佐先生の漫画エッセイに出てきた、
「サプリメントみそ汁」。
とうがらし、のり、納豆、わかめ、などを
みそ汁にがんがん入れて、取りにくい栄養を
摂取するという素晴らしいアイデアです。
ぜひ私も参考にさせていただきたいですね。
そういえば、にんにくを切らせてるんだが……
それは入れない方がいいか。