「コーラス」の傾向と対策

しかしそれにしても、今月号の「コーラス」買って良かったです。
分厚いので、読むのに時間が掛かるなーと思って、
今まで私はくらもちふさこ大先生が載った時にそこだけ
立ち読みしてたのですが、もっと早く買ってれば良かったと
後悔しています。



石井まゆみ先生の「キャリア こぎつね きんのもり」も
YOUNG YOU」誌から移ってきた作品のようですが、
普通のドラマのシーンと心理描写のシーンが
一枚のページの中で巧みに融合してたりなど、
まさにこれぞ、という感じです。
何が「これ」なのかよく分かりませんが。



キャリア こぎつね きんのもり 3 (クイーンズコミックス)

キャリア こぎつね きんのもり 3 (クイーンズコミックス)



私にとって印象的だったのは、この作品を初め、
吉住渉(よしずみ わたる)先生の「ハピネス」や
もんでんあきこ先生の「アイスエイジ」など、
父親のいない子供とその母親(か母親代理)というのが
描かれてるのがいくつかあったな、ということです。



あと、板羽皆(いたば みな)先生の「サムライカアサン」や
松田奈緒子(まつだ なおこ)先生の「悪いのは誰」、
聖千秋(ひじり ちあき)先生の「正義の味方」は、
私は今回初めて読んだので、たまたまかも知れませんが、
家族のシーンでも父親が出てきませんでした。



「コーラス」誌では、女性にとって結婚がゴールなのか、
そうじゃないのか、揺れてるのでしょうか?
それともそんな失望はとっくに通過してるのでしょうか?
まあ当然作家によってそれぞれでしょうが、
そんなところにも私は注目していきたいですね。
そんな男の読者は嫌がられるかもしれないが……。




【勉強になったポイント】



もんでんあきこ先生「アイスエイジ」より、


 夜泣きし出だした幼児をあやしているうちに、
 いっしょに眠り込んでしまった男を見て、
 ヒロインがキューンとなるシーン。


 これを参考にして応用する機会は……あるのだろうか。
 上司の家に遊びに行った時とか?
 私は止めときます。




伊藤理佐先生の漫画エッセイに出てきた、
 「サプリメントみそ汁」。


 とうがらし、のり、納豆、わかめ、などを
 みそ汁にがんがん入れて、取りにくい栄養を
 摂取するという素晴らしいアイデアです。


 ぜひ私も参考にさせていただきたいですね。
 そういえば、にんにくを切らせてるんだが……
 それは入れない方がいいか。