政冷経熱

あと今日の新聞で私が印象に残ったのは、
日経のトップに出ていた、中国での2005年1月〜10月の
乗用車市場(輸入車を除く)のデータで、
日本メーカーの販売台数が前年同期比で28.8%増加し、
65万1千台売れた、という記事です。



また、シェアも上昇して26.6%になったそうです。
4人に1人は日本メーカーの車を買ったと言えます。
(ちなみに中国製の車を買った人はほぼ同じ割合)
さらに、来年には中国政府は排気量別の燃費基準を設定し、
小型車の減税にも踏み切るようで、
日本メーカーにはますます追い風、との事です。
これだけで判断するのは早計すぎますが、
(なにせ10億人もいる国なので(笑))、
まあアジアの民間レベルでの平和が深まってきている
一つの参考ではあります。



今年は日本政府さんと中国政府さんの政府間の外交が
すれ違ってるように私は思っていましたが、
政府同士の関係はどうであれ、中国に住んでる多くの一般市民は
より良い商品をより安く売る営業努力をすれば、
自分の冷静な判断で選ぶんだな、と私は少し安心しました。
日本メーカー製の車を買った、のべ65万人の中国に住む人の声は、
マスメディア上には出てきませんが、
マーケットの数字は一番正直だと私は思います。