アメリカの方が原油高いけど、ガソリンは安い?
「
「お札は紙切れなのに何で物と交換できるんだろう」
「宇宙の果ては
知り合いに聞いてみると、
子供の頃不意に襲われる、3大哲学的苦悩だとか。
疑問ですが、
と諦めて
まあ
国際エネルギー機関(IEA)の指針なのか、
日米欧が石油備蓄を放出する事にした
昨日(9月5日)の取り引きの時点では前週末に比べて安値で
取り引きが終了したそうです。
連日の原油価格の上昇には「ヲイヲイ上がり過ぎですよ」
と思っていたので、少なくとも今日の所は
ちょっとホッと出来ました。
汲み上げた原油を、製油所で蒸留・分離して作ります。
原油とガソリンって、何の位値段が違うのかな?
ちょっと気に成ったので調べてみました。
私は商品市場の事は殆ど何も知らないので、
仮定だけで強引に話を進めちゃいますけど。
まあ自分が関心を持ち続けたいので、メモとして。
単位とか為替がめんどいので、
・ 1バレル=42ガロン
・ 1ガロン=3.785リットル
・(1バレル=158.97リットル)
・ 1ドル=109円
で計算します。
【1】
本日付の日経新聞総合面(3ページ目)に
東京原油スポット市場では5日、
中東産ドバイ原油が大幅反落した。
取引の中心である十一月渡しは前週末終値比1.80ドル安の
1バレル57.85ドル(中心値)で引けた
スポットとかドバイとか中心値とか全く分からんですが、
(何所で買おうが、安い所で買えば良い気もするが……)
・ 1バレル=57.85ドル
・⇔158.97リットル=57.85ドル×109円/ドル=6305.65円
※日本での原油1リットル=約39.66円
【2】
一時1バレル70ドルを越えていたWTI(ウェスト・テキサス・
インターミディエイト)10月物も先週末には67ドル台に低下した。
バレルって言われてもピンと来ないのでリットルに直すと、
・ 1バレル=67ドル
・⇔158.97リットル=67ドル×109円/ドル=7303円
【3】
次に、一般の消費者が実際に購入する完成品の
レギュラーガソリン価格を見てみます。
Yahoo!ニュースに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050906-00000083-kyodo-bus_all
記録的な原油高騰の余波を受け、レギュラーガソリンの
全国平均小売価格は8月29日現在で1リットル当たり129円と、
117円だった1月末からわずか7カ月で10%以上急騰した。
※日本のガソリン1リットル=129円
【4】
最後にアメリカのレギュラーガソリンに就いて、
再び日経の同じ記事より抜き出すと、
米国ではガソリン価格の高騰が続いている。
全米自動車協会(AAA)の5日の発表によると、
レギュラーガソリンの全米平均小売価格は
1ガロン3.057ドル(1リットル換算で約88円)
と初めて3ドルを突破した。
※アメリカのガソリン1リットル=約88円
【5】
と言う訳で表にしてみると、こんな感じになりますな。
(単位は、一リットル当りの値段)
国 | 原油 | ガソリン |
---|---|---|
日本 | 39.66円 | 129円 |
アメリカ | 45.94円 | 88円 |
……アメリカの方が原油高いけど、ガソリンは安い。
何ででしょうね?
日本は流通企業の中間マージンが多いのかな。
それとも関税とかガソリン税とか、
或いはタンカーで運んで来る費用で高く付いちゃうのかな?
ちょっと気に成って計算してみたら意外な数字が出て来たので
だらだらと書いて
取り敢えず身近に感じられそうなガソリンの値段なんか
考えてみましたが、本当はこんな事は如何でも良いんですよね。
結局の所何が知りたいかって言うと、
私が生きてる内に、石油は枯渇しちゃうのか、それとも足りんの?
の1点
でも誰に訊いたら答を知ってるのか分からん。
あ、