禁煙ストップ、東証もダウン

呑み




今日、仕事帰りに偶然学生時代の後輩に会って、
最近どうよ、と立ち話しているうちに、
「じゃあちょっと一杯飲んでこ」という流れになりました。



そして、共通の知り合いの話とか仕事の話とか
してるうちに、やはりお互い仕事のつらい体験で
熱く盛り上がりました。



相手の話が、結構ハードな話で、
私も自分の失敗とか怒りの話とか、
勢いで話してるうちに、相手の煙草を一本もらって、
つい吸ってしまいました。



禁煙スト〜〜〜〜〜〜ップ。



というのは実は正しくはなくて、実は以前
キース・ジャレットのライブに行った日にも
すでに禁煙は破られていたのでした。
ライブの帰りにジャズ喫茶に行って、
マスターに自慢してたら、
いつのまにかカウンターに座っていた女性の経営者と
なぜか子育てとか仕事の話で深夜まで話していて、
その女性からメンソールの煙草をもらって
吸ってしまっていたのでした。



なんか人生とか家族とか、熱い話で盛り上がると
つい煙草を吸いたくなっちゃうんですよね。
ちょっとクールダウンして落ち着かないといかん、
とか自分に言い訳して……。



まあまた振り出しに戻って人生何度目かの禁煙に
私はチャレンジします。
なぜならそこに煙草が有るからだ。



ところで今日飲んだ後輩は、金融関係の仕事してるんですが、
気に成ってたことを聞くのを私は忘れてしまいました。



昨日の内閣改造がらみで、IT関係の株価が上がったんじゃないかなーと
私は仮説を立てていたので、検証してみたかったんです。
私は株式の事をまったく知らず、新聞の株式欄の見方もよく分からんので……。



その仮説とは、次のような風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話です。




(1)いままで、経済財政諮問会議財務省与謝野馨自民党政務調査会会長は、
  財政再建のため、総額1兆円の企業向けの減税の中の、IT投資促進減税が、
  来年の2006年3月の期限で、すっぱり切りたがっていた。


(2)国内企業を管轄する経済産業省や、大企業から成る経団連は、
  来年度以降もIT投資促進減税を継続してもらいたがっていた。


(3)内閣の政策のベースになる経済財政諮問会議を仕切る経済財政担当大臣に、
  与謝野馨氏が就いた。


(4)谷垣禎一たにがき さだかず財務大臣は留任。
  財務省は大喜び。


(5)ポスト小泉候補でもあった中川昭一・前経済産業大臣は、農林水産省に行った。


(6)上記の内閣改造で、IT投資促進減税の終了は、ほぼ確定。


(7)IT投資促進減税が活きているあと5ヶ月以内に、
  パソコンとかサーバーとかコンピューターシステムの導入などを
  買って計上すれば、その金額の1割は、法人税から控除される。
  (つまり今なら1割引で買えてとってもお得。)


(8)企業が駆け込みで今のうちに上記のサーバーとかを買う、
  と予想する人が増える。


(9)そういうサーバーとかのメーカーの売り上げが増える、
  と予想する人が増える。


(10)そういうサーバーとかのメーカーの一株当り利益が高くなる、
  と予想する人が増える。


(11)そういうサーバーとかのメーカーの株を株式市場で買う人が増える。


(12)そういうサーバーとかのメーカーの株への需要量が増える。


(13)そういうサーバーとかのメーカーの株の価格が昨日より高くなる。




というお話です。
IT投資促進減税の終了がどうこうしたところで、
今更駆け込む企業も居ないかとも思いますが。



まあ、全般的に株価が上がりそうだから、その平均以上に
上がってるかどうかを検証しないといけないかと思います。



というか日東証のシステムがダウンしたんだって?


というか一杯だけのつもりが結構飲んでしまって
検証すんのもめんどくさくなってしまいました。



まあ久しぶりに会った後輩に、酒の席でそんなこと訊くのもなー。
まあいっか。